ユーロとドルとFX

ユーロの実体

ユーロは、発足当初から、米ドルに匹敵する経済力を持つ通貨として期待されてきましたが、2006年末に、ユーロが8,270億ドル、米ドルが7,827億ドル、円が6,765億ドルと、遂に第1位になりました。

 

これは、国単位で財政の安定化の為に、「ドル建て」から「ユーロ建て」へ移行や分散が加速的に行われた結果あり、このように、順調に上がり基調を見せるユーロですが、その内部には、まだまだ問題点があると言われています。

 

ユーロの問題点の一つとしては、財政は各国の政府が、金融・為替は欧州中央銀行(ECB)が一元管理するので、経済政策の一体性にかける、という面があることです。

 

EUは、一つの国ではなく連合である為、各国の経済状況には、どうしても格差が生まれてしまいます。

 

通常は、経済の立て直しとして金融政策が行われることが多いですが、ユーロで単一化されている為に、金融政策が行えない、という状況になってしまうのです。

 

EUには、安定化協定(The Sta.bility and Growth Pact)がありますが、この協定により、各国の財政赤字はGDPの3%以内に抑えることになっています。

 

しかし実際には、財政赤字の限度額をフランスやドイツのみならず、イタリアやギリシャも超過しており、財政赤字削減期間の延長や罰則規定の緩和など、協定を柔軟に運用することで決着することになりました。

 

将来的に、当初の構想通りに各分野においての統合が出来上がるまでは、この問題の解決は難しいと言えます。

  • 包茎 名古屋

  • HOME ユーロについて ユーロの実体 通貨ペアについて 円安と円高 FXを始めるために